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Excel関数とは
Excelには計算を助けるための関数という機能があります。関数を使うと、合計や平均を簡単に求めることができます。

関数とは
 Excelは表計算ソフトであるゆえ、計算を行うのが仕事です。しかし、ときには「ある範囲に入力されている数値の合計を求める」といったように、計算式だけでは対応しきれない場面もたくさんあります。このような場合に使うのが関数です。
 関数を使うと、合計や平均を求めたり、データが入力されているセルの最大値を求めたりといった計算や検索が簡単に行えます。また、関数を使いこなせるようになると、Excelの活用範囲が広がります。

図 1Excelの関数の代表例
Excelの関数の代表例

ワンポイント
関数の引数とは

関数を使うときは、関数名に続けてカッコ内にセル名などの関数に渡すデータや情報を入力します。このデータや情報のことを「引数」とよびます。
関数に渡さなくてはならない引数の内容や種類、個数は、関数によって異なります。たとえば、合計を求めるSum関数であれば、合計するセルの範囲を1つだけ渡します。

関数の引数とは
関数の入力方法
 次の操作手順を参考に、セルに関数を埋め込んで計算を行ってみましょう。使用する関数は、数値の合計を求めるSum関数です。引数には、合計するセルの範囲を指定します。

操作手順 1 セルに関数を埋め込む
1.ワークシートには、毎月の売上金額が入力されています。この内容を使って、年間の売り上げ合計金額を表示します。


2.B14セルを選択します。


3.キーボードでSUM関数を入力します。

入力内容 合計を求めるSUM関数
=SUM(

4.関数の下に表示されるのは関数のヒントです。どのような引数が必要であるかが表示されます。


5.次に、合計する範囲を関数に指定します。


6.範囲の開始セルにマウスを移動します。


7.マウスの左ボタンを押したまま、マウスを移動します。

8.目的の範囲を選択したらマウスの左ボタンを放します。

9.すると、引数にB2:B13と範囲名が入力されます。


10.最後に閉じカッコを入力して、キーボードの{Enter}キーを押します。


11.関数を埋め込むと、B14セルにはB2〜B13セルの合計金額が表示されます。


ワンポイント
オートSUM

「オートSUM」という関数の入力を補助する機能を使うと、SUM関数を簡単に作成できます。また、オートSUMにはほかにも「平均」「数値の個数」「最大」「最小値」を求める関数も作成できます。

オートSUM


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