6.3 ORACLEのDBを開く
 ADOを使ってORACLEのDBを開くときの方法です。使用するメソッド(OpenClose)は6.2 AccessのDBを開くのときと同じですが、開くときに指定するパラメタがちょこっとだけ違います。
接続情報を全て指定する場合
 Openメソッドのパラメタに、使用するドライバ名(ORACLEドライバ)、ORACLEの接続情報(接続文字列、ユーザID、パスワード)を指定して開くときの方法です。ODBCデータソースの定義はいりません。ただし、ORACLE側の定義(tnsnames.oraなど)の定義は必要です。

 例では、ADOを使いORACLEのDBをオープン(@)しています。必要なパラメタは4種類で、Driver=にオラクルのドライバ名、CONNECTSTRING=に接続文字列(tnsnames.oraで定義した物)、UID=にユーザID、PWD=にパスワードです。また、それぞれを; 記号で区切ります。

 閉じるとき(A)のCloseは、パラメタはありません。

 ■VBScriptでの記述例
Option Explicit

Dim objADO

'ADOオブジェクトを作成します
Set objADO = CreateObject("ADODB.Connection")

'@ADOを使いORACLEのDBを開きます
objADO.Open "Driver={Microsoft ODBC for Oracle};" & _
            "CONNECTSTRING=ADRSORA; UID=HAPPY; PWD=ISLAND;"

'AADOをクローズします
objADO.Close

Set objADO = Nothing

 ■JScript(JavaScript)での記述例
//ADOオブジェクトを作成します
var objADO = new ActiveXObject("ADODB.Connection");

//@ADOを使いORACLEのDBを開きます
objADO.Open("Driver={Microsoft ODBC for Oracle};" +
            "CONNECTSTRING=ADRSORA; UID=HAPPY; PWD=ISLAND;");

//AADOをクローズします
objADO.Close();

objADO = null;
ODBCデータソースを使う場合
 Openメソッドのパラメタに、ODBCデータソース名を指定する方法です。この方法でオープンする場合はODBCデータソースの定義が必要で、ドライバや接続文字列などの基本的な情報をこちらへ設定しておきます。もちろん、ORACLEにもそれなりの定義(tnsnames.oraなど)が必要です。

 例では、ADOを使いODBCデータソースに定義してあるADRSODBCというデータソースをオープン(@)しています。接続時のユーザID(UID=)とパスワード(PWD=)は、Openメソッドの中へ指定します。

 ■VBScriptでの記述例
Option Explicit

Dim objADO

'ADOオブジェクトを作成します
Set objADO = CreateObject("ADODB.Connection")

'@ADOを使いADRSODBCというデータソースをオープンします
objADO.Open "DSN=ADRSODBC; UID=HAPPY; PWD=ISLAND;"

'ADOをクローズします
objADO.Close

Set objADO = Nothing

 ■JScript(JavaScript)での記述例
//ADOオブジェクトを作成します
var objADO = new ActiveXObject("ADODB.Connection");

//@ADOを使いADRSODBCというデータソースをオープンします
objADO.Open("DSN=ADRSODBC;" UID=HAPPY; PWD=ISLAND;");

//AADOをクローズします
objADO.Close();

objADO = null;
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