6.2 AccessのDBを開く
 ADOを使ってAccessのDBを開くときの方法です。データベースを開くときはADOオブジェクトのOpenというメソッドで行います。開くときには指定方法が何種類かありますが、ODBCデータソースを使う場合と使わない場合の基本的な方法を紹介します。

 それと、やはり開きっぱなしというのも良くないので、使い終わったデータベースは閉じましょう。閉じる場合は、ADOオブジェクトのCloseというメソッドで行います。

 なお、ADOはデータを扱うための機能なので、Access固有の機能(レポートの印刷など)は出来ませんのでご注意を。
MDBファイルを直接指定する場合
 Openメソッドのパラメタに、使用するドライバ名(Accessドライバ)とMDBファイルのパスを指定する方法です。ODBCデータソースの定義はいりません。

 例では、ADOを使いc:\happy\island.mdbというMDBファイルをオープン(@)しています。必要なパラメタは2種類で、Driver=にアクセスのドライバ名、DBQ=にMDBファイルの場所(パス)です。また、それぞれを; 記号で区切ります。

 閉じるとき(A)のCloseは、パラメタはありません。

 ■VBScriptでの記述例
Option Explicit

Dim objADO

'ADOオブジェクトを作成します
Set objADO = CreateObject("ADODB.Connection")

'@ADOを使いMDBをオープンします
objADO.Open "Driver={Microsoft Access Driver (*.mdb)}; DBQ=c:\happy\island.mdb;"

'AADOをクローズします
objADO.Close

Set objADO = Nothing

 ■JScript(JavaScript)での記述例
//ADOオブジェクトを作成します
var objADO = new ActiveXObject("ADODB.Connection");

//@ADOを使いMDBをオープンします
objADO.Open("Driver={Microsoft Access Driver (*.mdb)}; DBQ=c:\\happy\\island.mdb;");

//AADOをクローズします
objADO.Close();

objADO = null;
ODBCデータソースを使う場合
 Openメソッドのパラメタに、ODBCデータソース名を指定する方法です。この方法でオープンする場合はODBCデータソースの定義が必要で、ドライバ(Accessドライバ)とMDBファイルの場所をこちらへ設定しておきます。

 例では、ADOを使いODBCデータソースに定義してあるADRDBというデータソースをオープン(@)しています。例えば、ADRDBc:\happy\island.mdbというMDBファイルの情報が定義しておけば、このMDBファイルをオープンすることになります。

 ■VBScriptでの記述例
Option Explicit

Dim objADO

'ADOオブジェクトを作成します
Set objADO = CreateObject("ADODB.Connection")

'@ADOを使いADRDBというデータソースをオープンします
objADO.Open "DSN=ADRDB;"

'ADOをクローズします
objADO.Close

Set objADO = Nothing

 ■JScript(JavaScript)での記述例
//ADOオブジェクトを作成します
var objADO = new ActiveXObject("ADODB.Connection");

//@ADOを使いADRDBというデータソースをオープンします
objADO.Open("DSN=ADRDB;");

//AADOをクローズします
objADO.Close();

objADO = null;
Copyright(C) 1999-2006 結城圭介。 All rights reserved