2.1 ワークシートをゲーム画面にする
ワークシートは、例えば売り上げ高を計算したり見積書を作ったりなど、表を使ったドキュメントを作るときに使うのが普通だと思います。そのときに、ワークシートの表示倍率は何パーセントぐらいにセットしているでしょうか。オレの場合、普通にドキュメントを作るときは75%か100%で使うことが多いです。まぁ、あまりズームを下げると、文字が小さくなりすぎて何がなんだか分からなくなってしまうしね。

しかし、ゲームを作るときはズームを10%や20%まで下げて使います。「そんなに下げたら字が小さすぎて見えなくなってしまうよ?!」と思うでしょう。しかし、ここで重要なのはセルに書いた文字ではなく、この小さくなったセルそのものとセルへ付けた背景色で、以降ではそれを実際にやってみます。
シートの設定1/R1C1参照形式に設定
普段エクセルを使っているとき、セルの指定をするときはA1AB12のようなA1参照形式で使うことが多いと思いますが、ゲームを作るときはこのA1参照形式だと横方向のセル位置を知りたいときにちょっと不便です。と言うのも、縦は別に良いのですが横位置がADと表示されていては何個目のセルかが一目でわかりません。


というのは、ゲームでは位置を表すのに縦いくつ、横いくつと数値で数えることが一般的で、例えばワークシートを眺めながら敵キャラの表示位置を考えているとき、このあたり…と移動したカーソルの位置がAD120と表示されるより、R120C30(行120、列30)と表示された方が分かりやすいからです。


なので、ワークシートをゲーム画面にするときは、セルの参照形式はR1C1形式にしておきましょう。方法はココをクリックすると別ウインドウに手順が出ます。
シートの設定2/セルを正方形にする
それでは、実際にどういうことか試してみましょう。とりあえず、EXCELを起動してワークブック(新規)を開きます。ワークブックを開いたら、右図で示すあたりをクリックして全てのワークシート全体を選択、次に列幅と行幅を調整しセルが正方形になるように調整します。


調整は、先に行幅を15にしてください。その後、列幅を正方形になるように調整してください。1.752.2ぐらいを指定すれば正方形に近くなるでしょう。左図は、行の高さを15(20ピクセル)、列幅を2.14(20ピクセル)に設定したところです。

ちなみにセル幅を1.752.2ぐらいとしたのは、行幅とセル幅では指定するときの単位が違うからです。


なお、EXCEL2002(Office XP)では列幅や行幅をマウスで変更するときxxピクセルとピクセル数が表示されるから、これを見ながらやれば超簡単!ちなみに、単位に関して知りたいときは、エクセルマクロTipsの「6.6 行の高さ、列の幅を変更する/余談(行や列の単位)」をどうぞ。
セルへ色を染めてみよう
ワークシートの設定がおわったら、今度は何か絵でも描いてみましょう。と言っても線を引いたりするのではなくセル(の背景色)に色を付けて点の集合で絵にするのです。いわゆるドット絵というやつです。3D全盛の今の時代には聞き慣れない言葉かもしれませんが、昔のゲームはみんなドット絵で描いてました。

その絵はココをクリックして開いたページの図を参考にして描いてみてください。
そして表示倍率を下げてみると…
そして、画が描き終わったら(色を染め終わったら)ワークシートの表示倍率を思い切って10%〜20%ぐらいまで下げます。どうでしょう…ゲームに出てくる怪獣のように見えなくもないでしょ!?

ポイントは、ゲームに登場する画は点の集合体で、その点は正方形で出来るだけ小さい方が良く、その点を作るためにセルを正方形にして、さらにシートのズームを出来るだけ縮めて強引にセルを点にする。そして、点になったセルを使いワークシートをゲームの画面として扱う所です。


ちなみに、これはExcelでゲームを作るときの方法の一つで、他にも、オートシェイプを使ったりユーザフォームを使う方法などもありますが、これはまた別の機会に残しておこうかなと…。
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