5.2 セルの選択と選択されているセル
セルの選択(カーソルの移動)と、現在選択されているセルを参照する(例えばコピー元にする)方法を、セルのコピペを元に説明します。

普段エクセルを使っているときセルをコピー・貼り付けする場面がたくさんあると思いますが、とりあえず次の手順でコピー・貼付けをしたとしましょう。

 @コピー元のセルを選択(セルをクリック、または矢印キーでカーソルを移動)する
 A何らかの方法でコピーをする(例:編集→コピー、右クリック→コピー)
 Bコピー先のセルを選択する
 C何らかの方法で貼り付けをする(例:右クリック→貼り付け)

この手順のうち、セルを選択する@Bは???.Selectメソッド、選択したセルに何かを行うCはSelection.???オブジェクトです。
コピー元のセルを選択する/???.Selectメソッド
ターゲットとなるセルにカーソルを移動するための動作をマクロで行うには、セルに対して???.Selectというメソッドを実行します。???の部分はRangeCellsです。
例えば、A1というセルにカーソルを移動する場合は次のようにします。実行すると、カーソルはどこへ居ようとA1へ飛んできます。

Sub prcSelectSelection()

    'セルA1を選択します
    Range("A1").Select

End Sub
 ※このエクセルマクロはワークシート内へ記述するマクロです
選択しているセルを操作する/Selection.???オブジェクト
現在選択されているセルに対して何かを行いたい場合、その現在選択されているを表すのがSelection.???オブジェクトです。???の部分は各種のメソッドで、コピー、切り取り、削除など豊富に(笑)あります。
例では、セルA1を選択し選択したセル(A1)の内容をコピー、その後セルA2を選択し選択したセル(A2)へコピーした内容を貼り付けしています。


Sub prcSelectSelection()

    'セルA1を選択します
    Range("A1").Select

    '選択したセル(セルA1)をコピーします
    Selection.Copy

    'セルA2を選択します
    Range("A2").Select

    'コピーしたセルを、選択ししているセル(セルA2)へ貼り付けます
    Selection.PasteSpecial

End Sub
 ※このエクセルマクロはワークシート内へ記述するマクロです
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