2.練習を始める前のお約束事について
 普段は何も気にせずに行っている行動や作業、普段は特に意識せずに見ている物や使っている物を例にして、それらの行動や作業を行うときにどんなことをどんな順序で行っているかを細かく洗い出し、それらの動作や作業の手順をコンピュータちっくに作成しながら、プログラミングの基本である「物事の手順を組み立てる」練習をします。

 練習をするにあたって、手順を作るときのお約束をいくつか決めておきます。例題で作成する手順手順内の動作は全て以下の内容で書かれています。が、今はあまり深く考えずに頭の片隅にでも置いといてください。

 行動の種類や情報の種類は、話の中で「その行動や動作を行うときに、どんなことをするか、どんな物が必要か」ということを考えたときに、その都度適切だと思われる物を設定しますので、ここでは特に決めません。でも、それはあくまでオレが勝手に考えた物なので、自分なりに新たな行動や情報を考えてみてもよいでしょう。
手順を表現する方法
 手順を作成するときには、それを何らかの形で表現する必要があります。当サイトでは、動作の流れを図にするときにPADという表現方法を使って作成します。PADというのは、Problem Analysis Diagramの略で、直訳すると問題分析図です。かなり便利な表現方法なのに意外にもあまり知られてなく、初めて聞いた人もいるかもしれません。

 というのも、一般的にプログラミングをするときに用いる図(表現方法)はフローチャートというものを使うからです。こちらも同じく動作の流れを図にしたものですが、単にオレがPADの方が好きなので当サイトでは強引に(笑)PADを使います。

 まぁ強引にというのは冗談で、手順を組み立てるときにはPADという表現方法の方がフローチャートよりも優れているからというのが使う理由です。プログラミングの全くの初心者の方であれば、最初からPADで入った方が手順を組み立てるための考え方を確実に速く身けることができるし、応用も利く!と、オレは断言します。

 なお、なぜ優れているかなどPADについては8.PADというものに載ってるので、そちらを参考にしてください。
動作について1/何かに対して行動の指示を出すとき
 何かに対して「こういう動作をする」や「こういう動作をしなさい」といった動作を表現するときは、

自分.食べる()

 というように表現しています。食べる()の部分が何かが行う動作です。この場合は、自分に対して食べるという指示をしたことになり、自分は何かを食べます。行動には()を付けます。
動作について2/行動をするときに具体的な内容を与えるときは
 何かに対して「こういう動作をする」や「こういう動作をしなさい」といった動作をするとき、それがどんな内容かを具体的に示すときは、

自分.飲む("水")

 のように表現します。行動の()の中に具体的な内容を書きます。この場合は、自分に対して水を飲むという指示をしたことになり、自分は水を飲みます。ちなみに、コーラを飲ませるときは自分.飲む("コーラ")となります。
動作について3/何らかの情報を教えるとき
 何かに対して情報を教え込むときは、

自分.行き先=銀座

 のように表現します。=が付いているときが情報を教えたり覚えさせる表現です。行動のような()は付けません。そして、=の後には情報などを書きます。
動作について4/覚えているものや考えた結果を取り出すとき
 覚えている情報や、行動などの結果から生まれた情報を取り出したいときは、

メモ帳=自分.電話番号()

 のように表現します。

 また、取り出す情報を具体的に示したいときは、
メモ帳=自分.電話番号("携帯")

 と表現します。この場合は、自分の携帯番号をメモ帳に書いたことになります。メモ帳などの、取り出した情報をどこに取っておくかについても、話の中で最も適していると思われる物を都度設定します。
では、いよいよ…
 次の章からは、いよいよこのネタの本題「物事の手順を組み立てる」の練習に入ります。肩の力を抜いてお好きなドリンクでも飲みながらでもいいし、ここで一度休憩してみるなんてのも良いかもしれません。

 何はともあれ、焦らず自分のペースで一つ一つじっくりと(練習を)やってみてください。
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