10.フォーム「新規登録」の作成
フォーム「新規登録」は、プロフィールを新しく登録するときに使うフォームで、フォーム「アドレス帳メニュー」の[登録]ボタンをクリックしたときに開かれるフォームです。

特徴は「非連結フォームである」という点です。このフォームで入力した内容は、VBAを使ってテーブル「アドレス帳テーブル」へ書き込みます。また、「単票フォームである」という点も特徴の一つです。
フォームの新規作成と基本設定
まずは、フォーム「新規登録」の作成準備です。フォームを新規作成し、このページの通りフォームの設定とラベルの配置(別ウィンドウで開きます)を行いましょう。

フォームの新規作成はもう大丈夫ですよね!もし、忘れた…という方はフォームを新規作成する手順(別ウィンドウで開きます)で確認!
コンボボックスを配置する
コンボボックスを配置するときは、ツールボックスからを選択(クリック)し、フォーム上の任意の場所(配置したいところ)をクリックします。

フォーム「新規登録」では、性別関係都道府県の入力でコンボボックスを使用します。配置例と配置するコンボボックスの一覧はこちら(別ウィンドウで開きます)をどうぞ。
コンボボックスとテーブルを連結する
Accessでは、コンボボックスとテーブルやクエリー(SQL)と連結し、選択リストを簡単に表示することができます。

コンボボックスとテーブルやクエリー(SQL)と連結するときは、表1のプロパティを設定することで行います。ポイントは列幅連結列で、集合体ソースから取得した情報のうち「どの列を表示し」、「どの列の値を取得するか」が決まります。例えば、都道府県テーブル(別ウィンドウで開きます)を集合体ソースにし、一覧に表示する内容を「都道府県名称」、コンボボックスから取得できる値を「都道府県コード」にするには、

列幅 0cm;2cm
連結列 1

このように設定します。こうすることで、列1の「都道府県コード」は0cmのため表示されず、列2の「都道府県名称」だけがリストに表示されます。また、列は非表示にしても情報は持っています。この例では、連結列が1なので、コンボボックスから取得できる値は「都道府県コードの値」になるのです。

これらを踏まえた上で、フォーム「新規登録」のコンボボックスを設定してください。設定例はこちら(別ウィンドウで開きます)をどうぞ。


 ■表1/コンボボックスで選択リストを作るときに使うプロパティ
プロパティ
設定する内容と効果
集合体ソース
連結するテーブル、クエリー、SQLを指定します。
列数
集合体ソースに含まれる列数を指定。
列幅
各列の幅を指定します。列が複数あるときはセミコロンで区切ります。表示したくない列は0を指定しましょう。
連結列
コンボボックスで取得する情報を、列番号で指定します。
リスト行数
選択リストを何行表示するかを指定します。
列見出し
「はい」を指定すると、先頭に列名が表示されます。
テキストボックス「備考」を複数行の入力ができるようにする
通常、テキストボックスは一行だけ入力できるようになっていますが、プロパティ「Enterキー入力時動作」を設定することで、複数行の入力ができるようになります。また、プロパティ「規定」へ「フィールドに行を追加」を指定すると、Enterキーで改行ができるようになります。

また、複数行を入力する場合はスクロールバーがあると便利です。スクロールバーの表示/非表示設定はプロパティ「スクロールバー」で行います。「なし」でスクロールバーが非表示、「あり」でスクロールバーが表示です。

フォーム「新規登録」では、テキストボックス「備考」へ複数行の入力ができるように設定してください。


 ■表2/複数行の入力が出来るテキストボックスを作るとき
プロパティ
設定する内容
効果
Enterキー入力時動作
規定
Accessのオプション(※)で設定している規定の動作(初期値)
フィールドに行を追加
テキストボックス内で改行が行われます。
スクロールバー
なし
スクロールバーを表示しません
あり
スクロールバーを表示します
 ※[ツール]−[オプション]の「キーボード」に設定されている内容
テキストボックス「生年月日」へ日付の書式を付ける
テキストボックスには、日付や時刻、通貨など、入力する内容に応じて書式を設定することができます。例えば、数値を入力するテキストボックスなら「数値」、日付を入力するテキストボックスなら「日付 (S)」のように、入力する内容に見合った書式を設定しておきましょう。

というのも、書式を設定すると最低限の入力チェックも設定したことになるからです。例えば「数値」や「通貨」を設定した場合は数字以外の入力が認められなくなり、「日付 (S)」(YYYY/MM/DD形式)を設定した場合は日付以外の入力や矛盾した日付が認められなくなります。こういったチェックはVBAでも可能ですが、プロパティを使った方が手軽です。

フォーム「新規登録」では、テキストボックス「生年月日」の「書式」へ「日付 (S)」を設定してください。
生年月日、郵便番号、電話番号などのテキストボックスへ定型入力を設定
テキストボックスはプロパティ「定型入力」を設定することで、入力の書式を表示したり、入力できる値を制限したりが可能です。例えば、日付を入力するテキストボックスへ「___/__/__」このような入力書式を表示すると、yyyy/mm/ddで入力するテキストボックスだということがわかり便利ですよね!

また、設定するときは「定型入力ウィザード(別ウィンドウで開きます)」を使用すれば定型入力を簡単に設定できます。もちろん、ウィザードを使わずに直接設定することもできます。

これらを踏まえた上で、フォーム「新規登録」のテキストボックス「生年月日」、「郵便番号」、「電話番号」、「FAX番号」、「携帯等電話番号」へ定型入力を設定してください。設定例はこちら(別ウィンドウで開きます)をどうぞ。
そして保存…
フォームの作成が終わったら、必ず保存してください。保存の方法は、ご存じの通りをクリックし、ダイアログでフォーム名を入力。最後に[OK]をクリックします。フォーム名は「新規登録」と入力してください。

保存を行ったら、いったんフォームを閉じ「11.フォーム「新規登録」の作成」へ進みましょう!

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