8.フォーム「登録内容一覧」の作成
このフォームは、登録してあるプロフィールの一覧を表示するためのフォームで、アドレス帳ツールのメニューにあるサブフォーム内で表示し、登録されているプロフィールの確認や、変更するプロフィールの選択に使います。

特徴は、全てのテキストボックスが表示専用(入力できない)帳票フォーム連結フォーム、この3点です。

この章では、フォーム「登録内容一覧」を作成しながらフォームの作成手順と、Accessでのフォームの基礎知識を覚えましょう!
フォームの新規作成とデザインビュー
まずはフォームを新規作成してください。もし、フォームの新規作成方法が分からない…という場合でも安心!ここにフォームを新規作成する手順(別ウィンドウで開きます)があります。

ちなみに、新規作成した直後のフォームはデザインビューで表示されています。デザインビューについての説明はココ(別ウィンドウで開きます)をご覧下さい。
フォームと「アドレス帳テーブル」を連結する
テーブルやクエリー、SQLと連結したフォームのことを「連結フォーム」と呼びます。連結フォームにすると、テーブルやクエリーの内容をテキストボックスなどで簡単に表示することができ、フォームで一覧表を作るときには連結フォームは必須です。

フォームとテーブルやクエリー、SQLを連結するときは、フォームのプロパティ「レコードソース」へテーブルやクエリー、SQLを設定します。フォーム「登録内容一覧」は「アドレス帳テーブル」の一覧を表示するフォームなので、レコードソースへ「アドレス帳テーブル」を指定してください。

プロパティ「既定のビュー」の設定
フォームのビュー(表示・実行形式)には、帳票フォーム、単票フォーム、データシート、ピボットテーブル、ピボットグラブの5種類がありますが、Accessでアプリケーションを作るときの基本は、帳票フォーム単票フォームの2種類です。

 ■プロパティ「既定のビュー」
設定値
効果
単票フォーム
フォーム内に1レコードだけ表示します
帳票フォーム
フォーム内に複数のレコードを表示することができます

フォーム「登録内容一覧」は、登録してあるプロフィールの一覧表を表示するためのフォームに使うため、帳票フォームという形式のフォームに設定してください。帳票フォームとは、フォーム内に複数のレコードを表示できる形式のフォームで、通常はテーブルやクエリーとフォームを連結しデータ一覧を表示するときに使います。

フォームの幅と詳細セクションの高さ
幅はフォームのプロパティ「幅」、高さはセクションのプロパティ「高さ」で調整します。マウスを使って調節することも可能なので、やりやすい方で設定してください。

マウスで調節するときは、境界あたり(マウスポインタの形が変わるところ)でマウスの左ボタンを押しながらマウスを動かすだけです。


フォーム「登録内容一覧」では、フォームの幅を「20cm」くらい、詳細セクションの高さを「1cm」くらいにしてください。ちなみに、マウスで調節したときは「19.996cm」などの半端な値になったりしますが、これでもOKです。



フォームヘッダー/フォームフッターの設定
フォームヘッダー/フッターセクションは、フォームの上下に付く見出しセクションと脚書きセクションです。詳細セクションをスクロールしてもウィンドウサイズを変えてもフォームヘッダー/フッターの表示位置と高さは変わらないため、タイトルや一覧項目の見出し、合計金額など、常に同じ位置に表示しておきたい項目を配置するときに便利です。

フォーム「登録内容一覧」では、フォームヘッダーへ一覧の見出しを表示します。[表示]−[フォームヘッダー/フッター]を選択してフォームヘッダー/フッターを表示したら、フォームヘッダー高さ1cmに設定してください。


なお、フォームフッターは使用しないため、高さ0cm(表示しない)に設定します。
「更新の許可」「削除の許可」「追加の許可」を設定する
フォームには「更新の許可」、「削除の許可」、「追加の許可」というプロパティがあります。このプロパティはその名の通り、フォーム上でレコードの変更・削除・追加を行えるようにするかどうかを設定するプロパティです。

フォーム「登録内容一覧」は表示専用のフォームであるため、これらのプロパティは「いいえ」を設定し、フォームからレコードの変更・削除・追加が行えないようにしましょう。
コントロールを配置する
テキストボックスやラベル、ボタンなどのコントロールを配置するには、ツールボックスから目的のコントロールを選択(クリック)し、フォームへ貼り付け(任意の場所でクリック)します。ここで配置するのは、テキストボックスラベルです。なお、配置するときはウィザードをOFFにしておいてください。

なお、配置例と配置するコントロールの一覧はこちら(別ウィンドウで開きます)をどうぞ。


@…ウィザードのON/OFF切り替え。図はOFFの状態。
A…ラベル
B…テキストボックス
フォームビューに切り替えてみよう
デザインビューからフォームビューへ切り替えるときは、ツールバーのをクリックします。


逆にフォームビューからデザインビューへ切り替えるときは、ツールバーのをクリックし切り替えることができます。


コントロールの配置が終わったところで、フォームビューに切り替えて出来映えを確認してみてください。作成例とフォームビューの簡単な説明はココ(別ウィンドウで開きます)をどうぞ。
そして保存…
フォームの作成が終わったら、必ず保存してください。保存の方法は、ご存じの通りをクリックし、ダイアログでフォーム名を入力。最後に[OK]をクリックします。フォーム名は「登録内容一覧」と入力してください。

保存を行ったら、いったんフォームを閉じ「9.フォーム「住所録メニュー」の作成」へ進みましょう!

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