4.4 SQL Serverのデータベースを開く・閉じる
ADO(ODBC)を使ってSQL ServerのDBを開くときの方法です。使用するメソッド(OpenClose)は4.2 AccessのDB(MDB)を開く・閉じるのときと同じですが、開くときに指定するパラメタがちょこっとだけ違います。
接続情報を全て指定する場合
Openメソッドのパラメタに、使用するドライバ名(SQL Server)、SQL Serverへの接続情報(サーバ名、データベース名、ユーザID、パスワード)を指定して開くときの方法です。ODBCデータソースの定義はいりません。

例では、ADOを使いSQL ServerのDBをオープン(@)しています。必要なパラメタは5種類で、Driver=にSQL Serverのドライバ名、server=にサーバ名、database=にデータベース名、uid=にユーザID、pwd=にパスワードです。また、それぞれを; 記号で区切ります。

閉じるとき(A)のCloseは、パラメタはありません。

Sub prcAdoSQLServerDB()

    'Access VBA Tips
    '4.4 SQL ServerのDBを開く・閉じる/直接指定

    Dim adoCON As New ADODB.Connection

    '@ADOを使いSQL ServerのDBを開きます
    adoCON.Open "Driver={SQL Server};" & _
                "server=DBSERVER01; database=HAPPYDB; uid=HAPPY2; pwd=ISLAND;"

    'Aデータベースのクローズ
    adoCON.Close

End Sub
ODBCデータソースを使う場合
Openメソッドのパラメタに、ODBCデータソース名を指定する方法です。この方法でオープンする場合はODBCデータソースの定義が必要で、ドライバ(SQL Server)やサーバ名、データベース名などの基本的な情報をこちらへ設定しておきます。

例では、ADOを使いODBCデータソースに定義してあるSQLSODBCを使い、SQL ServerのDBをオープン(@)しています。接続時のユーザID(UID=)とパスワード(PWD=)は、Openメソッドの中へ指定します。

Sub prcAdoSQLServerDB()

    'Access VBA Tips
    '4.4 SQL ServerのDBを開く・閉じる/ODBCを使う

    Dim adoCON As New ADODB.Connection

    '@ADOを使いADRSODBCというデータソースをオープンします
    adoCON.Open "dsn=SQLSODBC; uid=HAPPY2; pwd=ISLAND;"

    'Aデータベースのクローズ
    adoCON.Close

End Sub
オープンした後は…
データベースをオープンした後(SQLの実行やレコードセットの作成)は、コネクションオブジェクトを使ってSQLを実行したりレコードセットを作ったりすることができます。詳しくは、「3.ADOを使ったMDBの利用法」の以下の章をどうぞ。

3.3 SQLの実行(レコードセットの作成)
3.4 レコードセットの操作/基本
3.5 レコードセットの操作/順読み
3.6 SQLの実行(更新、追加、削除等)
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