4.3 ORACLEのデータベースを開く・閉じる
ADO(ODBC)を使ってORACLEのDBを開くときの方法です。使用するメソッド(OpenClose)は4.2 AccessのDB(MDB)を開く・閉じるのときと同じですが、開くときに指定するパラメタがちょこっとだけ違います。
接続情報を全て指定する場合
Openメソッドのパラメタに、使用するドライバ名(ORACLEドライバ)、ORACLEの接続情報(接続文字列、ユーザID、パスワード)を指定して開くときの方法です。ODBCデータソースの定義はいりません。ただし、ORACLE側の定義(tnsnames.oraなど)の定義は必要です。

例では、ADOを使いORACLEのDBをオープン(@)しています。必要なパラメタは4種類で、Driver=にオラクルのドライバ名、CONNECTSTRING=に接続文字列(tnsnames.oraで定義した物)、UID=にユーザID、PWD=にパスワードです。また、それぞれを; 記号で区切ります。

閉じるとき(A)のCloseは、パラメタはありません。

Sub prcAdoOracleDB()

    'Access VBA Tips
    '4.3 ORACLEのDBを開く・閉じる/直接指定

    Dim adoCON As New ADODB.Connection

    '@ADOを使いORACLEのDBを開きます
    adoCON.Open "Driver={Microsoft ODBC for Oracle};" & _
                "CONNECTSTRING=ADRSORA; UID=HAPPY2; PWD=ISLAND;"

    'Aデータベースのクローズ
    adoCON.Close

End Sub
ODBCデータソースを使う場合
Openメソッドのパラメタに、ODBCデータソース名を指定する方法です。この方法でオープンする場合はODBCデータソースの定義が必要で、ドライバや接続文字列などの基本的な情報をこちらへ設定しておきます。もちろん、ORACLEにもそれなりの定義(tnsnames.oraなど)が必要です。

例では、ADOを使いODBCデータソースに定義してあるADRSODBCというデータソースをオープン(@)しています。接続時のユーザID(UID=)とパスワード(PWD=)は、Openメソッドの中へ指定します。

Sub prcAdoOracleODBC()

    'Access VBA Tips
    '4.3 ORACLEのDBを開く・閉じる/ODBCを使う

    Dim adoCON As New ADODB.Connection

    '@ADOを使いADRSODBCというデータソースをオープンします
    adoCON.Open "DSN=ADRSODBC; UID=HAPPY2; PWD=ISLAND;"

    'Aデータベースのクローズ
    adoCON.Close

End Sub
オープンした後は…
データベースをオープンした後(SQLの実行やレコードセットの作成)は、コネクションオブジェクトを使ってSQLを実行したりレコードセットを作ったりすることができます。詳しくは、「3.ADOを使ったMDBの利用法」の以下の章をどうぞ。

3.3 SQLの実行(レコードセットの作成)
3.4 レコードセットの操作/基本
3.5 レコードセットの操作/順読み
3.6 SQLの実行(更新、追加、削除等)
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