17.最終設定
 今までのところで、一応は住所録としての役目を果たすための機能は全て揃いました。あとは、アプリケーションとして機能させるために各種の調整を行います。要は仕上げってことですね!
メニューの終了
 メニューの終了ボタンには、メニューを終了させる処理(DoCmd.Close)を入れてなかったと思います。決して、忘れてたわけじゃありません(笑)
 なお、DoCmd.Closeを実行する場所は、終了ボタンのクリックイベントです。これで、メニューを閉じることができます。

 でも、メニューを閉じたときにAccessも一緒に終了してくれると、もっとカッコイイと思いませんか?
Accessの終了
 メニューフォームを終了させたときにAccessも道連れにして終了させてあげましょう。カッコイイと言いましたが、正確に言うとこの方が絶対に便利です。

 Accessを終了させるには、Quitという命令を実行します。しかし、終了ボタンをクリックしたときに実行させるのではありません。フォームを閉じる時というイベントで実行します。
 なぜかというと、終了ボタンのクリックイベントだと、ボタンがクリックされたときしか実行しないからです。これだと、多少都合が悪いときがありますよね?!どういう場合でしょう・・・・これだと、を押してメニューを終了させたとき、Quitが実行されないからです。ということは、Accessは終了しません。

 そのような理由から、フォームを閉じる時に実行します。

Private Sub Form_Close()

  '記述場所:フォーム「メニュー」
  '記述箇所:イベント「閉じる時」

  Quit

End Sub
 ※試す場合は必ず保存をしてから!ですよ。
住所録起動時の設定
 住所録をAccessで開いた時、いちいちメニューフォームを自分で開いていては面倒です。もし、Accessの使い方を知らない人に使わせる時は、「こうやって、これをこうするんだよぉ〜〜」ってメニューをフォームビューにする方法から教えるといった手間もでることでしょう。
 こんなことはしてられません!住所録アプリを開いたときに、勝手にメニューが出てくればいいんです!

 まず、[ツール][起動時の設定]を見てください。このようなダイアログが表示されたと思います。ここへ、起動時の各種設定(メニューを表示させるとか、どのフォームを開くとか)を設定してあげます。
 これを参考に、やってみてください。
起動時の設定後に何らかの変更を加えたい時
 上記の様な起動時の設定をするとデザインビューが使用できなくなるので、後で手を加えたい時に困りますね。しかし、起動時の設定をスキップして開くことが出来ます。
 Shiftキーを押しながらmdbファイルを開いてみてください。通常の開発時の状態で表示されます。
「Shiftキーを押しながら」を応用すると・・・
 Shiftキーを押しながらmdbファイルを開くと、起動時の全ての設定(AutoExecを含む)が全部スキップされます。これを応用すると、AM.Accessiv.Aなどの超やっかいで迷惑かつ極悪非道なアプリも何の害を及ぼすことなく開くことができます(汗)

 しかも、「ど〜なってんだよぉ〜〜!」って中身を懐石(正しくは解析)することもできます。が、くれぐれもこのようなマネは絶対にやらないでください。あと、こういう危険なアプリは絶対に作らないでください。「どうしても中身が見たい」という人を無理には止めませんが自己責任の上でお願いします。「おまえの言ったとおりにやったらViriiに感染したぞ!どうしてくれるんだ!」って言ってもオレは責任は取りませんよ(笑)
 何度も言いますが、危険なマネは絶対にやらないでください

 ということで、住所録アプリについては終了です。おつかれっ!
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